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青森県で
さくらんぼ栽培が
盛んに行われる
ようになった理由
青森県ではさくらんぼは、りんごを風から守る防風林として栽培されてきた歴史がありました。その後さくらんぼは、冷たい季節風「やませ」に影響を受けにくいなど、青森の気候に合っていることから、本格的に栽培されるようになったそうです。
青森県で
20年の歳月を
かけて誕生した
オリジナル品種
青森県ではさくらんぼは、他県で誕生した品種を主に作っていましたが、県のオリジナル品種を、という強い思いがあり20年余りの歳月をかけて開発。甘みの強い「紅秀峰」に、果実が大きく種離れの良いカナダ原産の「サミット」を交配して、誕生したのがハートの果形が可愛らしい「ジュノハート」です。
山火事の
被害を免れた
幸運の原木から
誕生
育種の最中、原木のある五戸町にある「りんご研究所県南果樹部」近隣で山火事が発生。原木の3本手前で奇跡的に鎮火し、被害を免れたそうです。その原木から苗木を増やすことができ、現在の「ジュノハート」が誕生したことから、幸運を持つさくらんぼとも言われているそうです。

山火事被害を免れた幸運の原木

生産者も絶賛!
美しさ
食味の良さの
両方を
兼ね備えた
「ジュノハート」
青森県南部町で「ジュノハート」を栽培する生産者さんのお話によると、出会った当初「ただものではない、今後を担うさくらんぼだ!」と直感したほど、魅力的な品種だったそうです。大玉で糖度が高く、酸味が少ないため、より甘さを感じやすく、果皮は深みのある美しい赤色、パリっとした食感で果汁もたっぷり。さらに果形がハート形になっており、とってもキュート。まるで宝石のような美しい姿が最大の特徴ではないでしょうか。
さらに
厳選された
「青森
ハートビート」にも注目
「ジュノハート」の中でも4Lサイズ以上の大玉で、「秀」「特秀」と品質検査で認められたものだけを限定したブランド「青森ハートビート」にも注目です。今まで見たことのないようなサイズ感、可愛らしいハートの果形、そして優れた食味を兼ね備えているので、大切な方への贈り物にぴったりですよね。
さくらんぼ
豆知識
実は
2種類ある?
さくらんぼは、甘果桜桃(スイートチェリー)と酸果桜桃(サワーチェリー)の2つの種類があるのをご存知ですか? 私たちがよく口にする、そのまま食べて美味しい国産のさくらんぼなどは甘果桜桃です。酸果桜桃とはサワーチェリーと呼ばれているものになり、そのまま食べると酸味が強いため、チェリーパイやジャムなど、火を通して使用する加工品によく使われます。日本でポピュラーな甘果桜桃の中でも「佐藤錦」の認知度が非常に高く、日本のさくらんぼを牽引してきました。青森県の「ジュノハート」も、さくらんぼ業界をリードする品種となる日も遠くないことでしょう。
一般的に露地栽培では、5月から6月中旬。「ジュノハート」は6月下旬から7月上旬が最盛期です。
そのまま食べるのが一番ですが、さくらんぼの寒天寄せにしたり、チョコレートやカスタードにつけた食べ方もおすすめです。
果肉が固くしっかりしていてハリがあり光沢があるもので、軸が茶色くしおれていないものを選びましょう。表面に傷があるものは痛みやすいので避けましょう。
日持ちがしないため、購入後はなるべく早く食べましょう。保存する場合は冷蔵庫に入れますが、あまり長く保存すると味が落ちるので注意。冷蔵庫に保管の際は、乾燥を防ぐためラップに包むか、ビニール袋に入れましょう。