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まるで南国の
ような温暖な
気候の南大隅町
だからこそ、
美味しいアボカドが育っています
鹿児島県は南北に長く、気候が温帯・亜熱帯・冷温帯の3つもあるそうです。九州本島最南端に位置する南大隅町は北緯31度線上にあるので、冬でも暖かく椰子やソテツ、ハイビスカスなど亜熱帯地域の植物を多く見ることができます。まるで南国のような気候なので、トロピカルフルーツの栽培も盛んに行われています。その中でも国内ではまだ珍しい、アボカドの栽培に力を入れています。
南大隅町の
アボカドは
露地とハウスで
手間暇かかる
無農薬栽培
1年を通して温暖な気候に恵まれた南大隅町は、露地栽培を行っています。無農薬で栽培をしているので、病害虫から守るために太陽光が満遍なくあたり、湿気などがたまりにくい風通しの良い、海沿いの傾斜のある園地で育てています。ハウス栽培は灌水や温度を管理し、風などによりこすれて起こる、果皮の傷を防ぐことができるので、外国産ではなかなかお目にかかれない、緑色に輝く見た目も美しいアボカドが収穫できるそうです。
アボカドの
品種は世界で1000種以上!
町では気候に
合った品種を選抜
メキシコなど外国産しか知らない方が、ほとんどではないでしょうか?輸入されているアボカドは、果皮がやや厚く黒くゴツゴツした「ハス」という品種がほとんどです。しかし、世界には1000種以上も品種があるのをご存知でしたか?南大隅町では町の気候に合った最良の品種を探し出すために、厳選した品種を多数栽培しています。現在は「ベーコン」「ピンカートン」「フェルテ」「ハス」を中心に出荷していますが、今後はさらに南大隅町に合った品種を増やす予定です。品種によって形も大きさも味も様々。食べたことの無いアボカドを、さらに楽しめる日も近いのでご期待ください。
美容効果
成人病予防
老化防止
などなど
嬉しい効果が
期待できると
言われている
栄養が詰まった
アボカド
アボカドはオレイン酸の含有量が多く、血液中の悪玉コレステロール値を低下させる働きがあると言われています。血圧を下げる働きがあると言われている、ミネラルの一つカリウムも多く含みます。ビタミン類も豊富に含んでいて、鉄分の吸収を促進し美肌効果が期待できるビタミンCや、健康な皮膚をつくる補助や成人病の予防などに効果があると言われているビタミンB2、疲労回復効果が期待できるビタミンB1、抗酸化作用が期待でき、老化防止にもつながるビタミンEなどがあり、「食べる美容液」と例えられるのも頷けます。食物繊維も豊富で、腸の活動を活発にし、有害物質の除去を促す効果も。嬉しい栄養素がいっぱい詰まっている、健康面も美容面もサポートしてくれる、優等生フルーツなんです。
国内産だから
こそ!
アボカドの
食べ頃の
見極め方を伝授
外国産のアボカドは完熟する前に収穫され、日本に出荷されるので、店頭に並んでいるときは未熟なのか、もう食べ頃なのかを見極めるのは至難の業。「失敗した!」という方も多いのではないでしょうか。その点、南大隅町産のアボカドは、食べ頃が間近のアボカドだけを収穫。軸の部分の果梗枝(カコウシ)を付けたまま出荷していますので、その部分が黄色くなりポロっと取れ、手に持った時に野菜の茄子のような、フカフカとした感触になった時が食べ頃のサインだそうです。そして品種によって、皮を剥いた後も、果肉が鮮やかな緑色のまま、数時間は変色しないのも特筆すべき点です。アボカドが最高に美味しい状態で食べられるのは、国内産ならではの魅力ではないでしょうか。
ベーコン
ピン
カートン
果形は楕円球型で丸みがあり、果皮はとても薄く表面がツルっとしています。果肉はなめらかで油分が多く、味がとても濃厚で甘みを感じられ、口どけもなめらかです。完熟後も果皮は緑色のままなのが特徴です。
●出回り時期:10月中旬から
果形は縦長で、雫のようなひょうたん型。大玉で果皮がやや厚めですが、種は他品種と比べて小さいのが特徴です。食味は濃厚でなめらか。完熟しても果皮は緑色のままです。
●出回り時期:11月下旬から
フェルテ
ハ ス
南大隅町の生産者さんも期待をしている品種です。果皮はやや薄く、果肉は油分がたっぷりで甘くクリーミーな舌触り。スプーンですくうとみずみずしく、口に入れるとトロリとした食感です。完熟後も果皮は緑色のままなのが特徴です。
●出回り時期:12月上旬から
日本では、一番メジャーな品種です。果皮は固めでゴツゴツとしていて、食べ頃になると黒くなります。外国産との大きな違いは、完熟したベストタイミングで食べられること。本来の濃厚でなめらかな食味が堪能できます。
●出回り時期:1月上旬から