↓『桃サミット 2022 オンライン』はこちらからアクセス
https://www.youtube.com/watch?v=CuA1jAeA3kk&t=69s
コロナ禍でリアルイベントの開催がなかなか難しくなったことから始まった、YouTube で配信するオンラインイベント。今回で2回目となる『桃サミット2022 』を 7 月 24 日に配信しました。
一般社団法人 FRUIT LOVERS LIFE が主催し、株式会社食文化様等「桃の魅力をもっと広めたい!」企業と産地が協力して開催。今回も「豊洲市場ドットコム」のご協力で、厳選した 4 つの産地(福島県・山梨県・和歌山県・岡山県)の桃を味わえる『桃の食べ比べキット』を 120 個限定販売しました。おかげさまで完売することができ、桃好きが多いんだなーと、改めて桃の人気の高さを感じました。
ご参加いただいた産地は4産地!
厳選産地の桃が入った
食べ比べキット【桃の食べ比べキット】
福島県・山梨県・和歌山県の桃 <各2個>
岡山県の桃<1個> 合計7個入り
<パートナー食材>
- アスマイルジャパン ローゼルお試しキット「ローゼルティー3g・ドライローゼル 約 22〜23g・ローゼルシロップ 50ml」
- 大分県産かぼす 2 個
オンラインイベントでは福島県・山梨県・和歌山県・岡山県の 4 つの産地のメッセージをご覧いただいた後、観音山フルーツパーラー銀座店の舟橋副店長による桃のカッティング、料理家の丸山寛子先生による桃を使った簡単レシピをご紹介しました。
さらにパートナー食材として、桃の味変には、もはや欠かせなくなった「大分かぼす」、そして台湾ではポピュラーなハイビスカスの仲間の「ローゼル」のご紹介動画もご覧いただきました。日本ではあまり知られていない「ローゼル」は、古代インドやエジプトの王家で不老長寿の秘薬として、そしてクレオパトラからも愛されたと言われているんですよ。私たちは「ローゼル」の魅力をいち早く皆様にお届けしたく、桃との相性が抜群なことを知り、パートナー食材としてご紹介することになりました。
福島県のメッセージでは福島の気候や土地の話から、福島の桃の特徴として無袋栽培の説明などお話ししていただきました。有袋栽培だと病害虫防止になるけれど、糖度が若干落ちてしまうそうです。無袋栽培は、太陽の光をたっぷり浴びるので鮮やかなピンクに色づき、糖度がしっかりのった甘い桃ができるとのことでした。
今年は雹の被害などがあったそうです。全体量としてはそこまで大きな影響を与える被害にはならなかったそうですが、被害に遭われた生産者の方もいらっしゃったということです。自然災害に影響を受けてしまう果樹栽培は、本当に大変なんだと実感しました。
山梨県は、新たにフルーツブランドを立ち上げた TOUKA からのメッセージ。
22歳の若手果樹生産者の古屋さんがお話しされていた、桃の生産量が減少しているというお話。生産者の高齢化や、若い方の新規就農が少なくなっていることが要因としてあるそうです。桃の産地全体の生産量が落ち込んでいるとのことで、毎年美味しい桃が食べられていることが当たり前ではないこと、この先も旬の美味しいフルーツが食べられるように影ながら応援したいとさらに強く想いました。そして、若手の生産者が、未来に向けて桃栽培を頑張っていることを知ることができ、本当に嬉しく思いました。
和歌山県からは、観音山フルーツガーデンからのメッセージ。
収穫した桃は鮮度を保つために、その日のうちに出荷されるそうです。樹上で完熟させた桃は甘みと酸味のバランスがよく香りも良いそうです。観音山フルーツガーデンおすすめの桃4選は、7月上旬から白鳳、中旬は夏っ子、下旬は清水白桃、8月は川中島白桃。時期によって桃の品種がリレー形式で収穫されるとのことでした。
観音山フルーツガーデンの園内にある観音山フルーツパーラーでは桃のパフェが提供されます。和歌山の景色を眺めながらのパフェは最高ですね!
最後に岡山県のメッセージは、岡山県赤磐市山陽地区で新品種の「冬美白(とうびはく)」という冬に収穫できる珍しい桃を栽培されている団体「冬美白プロジェクト」のメンバーの方にお話しいただきました。
桃といえば夏ですが10月下旬から11月上旬に収穫されるということです。白くて美しくてこの時期にしか味わえない桃だそうです。10人の冬美白プロジェクトメンバーのみが持っている桃の木だそうでとっても貴重ですね。暑い中、愛情込めて作っている桃を食べている姿はかっこよかったです。