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苺の魅力を伝えるイベント第5弾!
苺の新しい楽しみ方を配信
『苺サミット2022』
オンラインレポート

February 20,2022

↓『苺サミット 2022 オンライン』はこちらからアクセス
https://www.youtube.com/watch?v=rK8J_xp3q0k&t=1213s


2022年2月20日に『苺サミット 2022 オンライン』を開催しました。
今回のいちごサミットは一般社団法人 FRUIT LOVERS LIFE が主催となり苺の各産地の皆様、食文化様のご協力をいただき、YouTube での配信となりました。 事前に有料の食べ比べキットを食文化様の通販サイト豊洲ドットコムで販売。 大分県・茨城県・和歌山県・宮城県の4産地の苺の食べ比べと鹿児島県志布志市にある和香園様の「有機上級抹茶上」、自然のはちみつ屋 La-La-Be様の「イスラエル産 アザミ」のハチミツをパートナー食材としてセット販売しました。



参加いただいた産地はこちら!



厳選産地の苺が入った
食べ比べキット


【苺の食べ比べキット 各 1 パック】
  • 宮城県 「究極のいちご」
  • 茨城県 「いばらキッス」
  • 和歌山県「まりひめ」
  • 大分県 「ベリーツ」
<パートナー食材>
和香園「有機抹茶(上)」4g1袋+スティックシュガー(3g)1本・自然のはちみつ 屋さんLa-La-Be 「イスラエル産“アザミ”」35ml1瓶・新宿高野フルーツチョコレート90g1袋


宮城県は株式会社 Hizen 農業事業部 部長 柴田 修司様より「究極のいちご」についてお話いただきました。
株式会社 Hizen の苺作りの特徴は、苺が十分に光合成をする環境を作るということ。 苺づくりには「水」「光」「二酸化炭素」の三要素が大切なんだそう。「水」は山元町の天然水を地下から汲み上げています。「光」は山元町は晴天率が高く、潤沢な太陽光が得られる産地。そして「二酸化炭素」は苺の株の間に、二酸化炭素を放出する ホースを通し直接二酸化炭素を吹きかけ、生育に必要な十分な量を確保しているそう です。苺の収穫のタイミングは苺の着色具合(熟度)を見極めて行います。流通を考えると苺が傷まないよう、赤くなる手前の少し早い段階で収穫することがあるそうですが、苺の株に実っている時間が長ければ長いほど、たくさんの栄養と糖分を果実に与えることができるので「究極のいちご」は、ヘタのところまで赤くなる熟度 100% になってから収穫をしているそうです。



茨城県からは果物のPRをされている、茨城県庁の志賀 加奈子様より「いばらキッス」と茨城県についてお話いただきました。
実は茨城県は農業産出額が全国第三位と、農業がとても盛んな県となっています。茨城県の苺は全国第七位の出荷量で、県の主要な園芸作物の一つとなっています。鉾田市、行方市、筑西市などを中心に県内の全域で栽培されており、観光農園や直売なども積極的に実施されているそうです。
「いばらキッス」は茨城県のオリジナル品種で、2012 年 12 月に品種登録された苺です。果肉がしっかりとした「とちおとめ」を母親に、甘くて大きい「レッドパール」と酸味が少なくやわらかな「章姫」を掛け合わせた苺を親にして誕生しました。
8年という長い歳月をかけて開発した「いばらキッス」は、1万株の中から選び抜かれたそうですよ。「いばらキッス」の最大の特徴は、糖度が高く酸味とのバランスも良くジューシーな食感です。
最後に志賀さんから「茨城県の野菜や果物がみなさんのお近くのスーパーに並べられていることがあると思います。見かけた際はぜひ手に取って、食べていただけると嬉しいです。」とのメッセージがありました。



和歌山県からは紀のファーム株式会社 林 真司様より「まりひめ」についてお話いただきました。
紀のファーム株式会社は和歌山県紀の川市で、35 年以上苺の栽培に携わっている企業だそうです。35年の知識と経験を活かして、苺にとってベストな環境を整えられるように日々考えながら栽培をされています。「まりひめ」は和歌山県のオリジナル品種で、生産は和歌山県内で限定されています。「さちのか」を父親に「章姫」を母親に交配して作られ、甘さとコクがあり食感は柔らかくてジューシーな苺です。形はシュッとした少し面長です。林さんからは、「現在の和歌山県の苺栽培の状況はまだまだ他府県に比べると生産量が少なく、みなさんは和歌山県が、苺を栽培しているイメージがないと思います。実は苺も盛んに栽培していて、今回の苺サミットを通じて和歌山でもこんな美味しい苺を作っていることをみなさんに知っていただきたいと思いました。「まりひめ」の知名度を少しでも上げていくきっかけになれば嬉しいです。」とメッセージをいただきました。



大分県からは大分県いちご販売強化対策協議会青年部副部長 日隈 優太様より「ベリーツ」についてお話いただきました。
苺を栽培して10年ほど経った日隈さんはベリーツを栽培して5年が経過したそうです。ベリーツは日隈さんが栽培されているような標高が高い場所でも色付きが良く、とても味が良い品種とのことでした。大分県が8年の歳月をかけて開発した大分県オリジナルの苺の名前の由来は、たいへん甘くて美味しいことから「スイーツみたいなストロベリー」ということで「ベリーツ」と名付けられたそうです。
花や実がたくさんついた高設栽培のハウス内を案内していただき、今が2番果で大きい苺がたくさん採れているそうです。大分県のいちご農家の方のほとんどが日隈さんのハウスのように高設栽培で、腰への負担が少なく管理作業や収穫作業ができるのでとても楽だそうです。
今年のベリーツのできは寒い日が続いて、若干収穫量が落ちてしまったそうですが、その分長い時間をかけて育っていますので、大きくて味がのった「ベリーツ」ができたとのことでした。
日隈さんの園地ではベリーツソースやジャムなどに加工されているそうです。「ベリーツ」をそのまま冷凍した、かき氷もおすすめだそうです。

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